みなさんこんにちは!
先日の記事では、今までタイ在住だった私が「タイに戻ったら是非とも再訪したいと思う飲食店」をランキング形式にして、バンコク食堂編・バンコクレストラン編・プーケット編と、3回にわたりご紹介してまいりました。
そして今回は・・・タイ第二の都市とも評される、北の都・チェンマイ編をお伝えしたいと思います!
チェンマイが属する北タイには、また独自の食文化がありまして、陸続きとなっている西側のミャンマーや、さらに西のバングラディシュ、インド方面からの影響を受けたため、「カオソーイ」をはじめとするカレー風味の料理が数多くあります。
また長い歴史のある街なので、味にこだわった「老舗」と呼ぶにふさわしい飲食店も数多くあり、食べ歩きが楽しい街とも言えますね。
それではご覧ください!
再訪したい5つの飲食店【チェンマイ編】
5位:カオソーイ・ニンマン(ニマンヘミン)
5位にランクインしたのは、チェンマイ随一のオシャレタウン「ニマンヘミン」エリアに近年オープンした「カオソーイ・ニンマン」!
店の名前通り「カオソーイ」をメインとして提供しているお店で、目を引くのはその種類の多さ。
定番の骨つきチキンが入った「カオソーイ・ガイ」のほか、豚入り、エビ入り、牛肉入りなど豊富な具材から選ぶことができます。
このお店のカオソーイは、他店のスープよりも大量のスパイスを使っていることから、味が幾重にも複雑に絡み合って、極めて濃厚なカレー味を楽しむことができます。
また、カフェを思わせるオシャレな内装と、清潔に保たれた厨房で作っているので、東南アジアの食事にあまり慣れていない方でも安心できる点もオススメするポイントですね。
カオソーイ以外の一品料理も美味しく、私がチェンマイに行ったら再訪したいお店の1つです。
カオソーイ・ニンマンの場所
ข้าวซอยนิมมาน
4位:アルンライ(ターペー)
4位には、チェンマイ観光の拠点とも言える「ターペー門」から、徒歩5分ほどの場所にある庶民的な食堂「アルンライ」がランクインしました!
お堀の周回通り沿いに佇むこのお店は、1957年創業の北タイ料理専門として、古くからチェンマイ庶民に愛されてきた食堂です。
オススメは、何と言っても「カオソーイ」!
やや白く濁った秘伝のスープは、他店よりもカレーやココナッツの風味を抑え気味にしているため、濃厚なのに後味がさっぱりしていてとても食べやすいのです。
私がチェンマイを訪れる度に足を運んでいたわけですが、作り置きのお惣菜が豊富で、カオソーイとおかずとご飯をそれぞれ頼むとお昼ご飯の量にぴったりなんですね。
これぞ北タイの名店、料理の味もさることながら、レトロなお店の雰囲気が旅情を誘うのもポイント高いですね。
ぜひ一度ご賞味あれ。
アルンライの場所
ร้านอรุณไร
3位:フアン・ムアン・ジャイ
3位にランクインしたこちら「フアン・ムアン・ジャイ」は、チェンマイ中心地から少し離れた住宅街の中にひっそりと佇むお店。
以前からチェンマイ在住の日本人にも人気があった北タイ料理専門レストランですが、ついにその味は世界的に評価され、2020年ミシュランガイド・チェンマイ版に掲載された名店でもあります。
北タイ料理の種類がとても豊富で、定番の「ラープ・ムー・クワ(コワ)」や、「ゲーンハンレー」などを中心に、思う存分北の味を楽しめます。
オススメは、ハーブ入り北タイソーセージ「サイウア」!
ピリ辛でスパイシーなこちら、飲む人のつまみにぴったりですし、ご飯と合わせても進む進む・・。他にも、北タイ名物のきのこ炒めや、各スープ類、ナムプリックなどどれを食べても美味しいので、次回訪れるのが楽しみですね!
店の立ち位置としては「高級ではないけど、綺麗で、きちんとしたレストラン」と言った感じ。地元チェンマイ人は、誕生日に大人数で利用したり、たまの外食でいいもの食べたい時などに利用しているようです。また、外国人も多く利用するので、他店より衛生的な点も安心できるポイントですね。
ミシュラン掲載以降はいつも人で溢れているので、混雑具合を事前に電話確認してみることをオススメします。
フアン・ムアン・ジャイの場所
เฮือนม่วนใจ๋
2位:カオソーイ・サムージャイ
2位にインした「カオソーイ・サムージャイ」は、チェンマイ中心地から約3キロ、ピン川を越えてしばらく北上した場所にある有名店で、古くからチェンマイの庶民に愛され続けている北タイ料理専門食堂になります。
店名にもあるカオソーイは、白濁したカレースープにコーンを煮込んだような風味があり、非常に濃厚なスープ。
またカオソーイ以外の料理も豊富で、サイウア、ラープコワ、ゲーンハンレーなど有名な北タイ料理は一通り揃っています。また、カオソーイに押され気味で知名度は今ひとつですが、もう1つの北タイ名物ヌードル「ナムニョオ(ナムギョオ)」も美味しい!
朝8時から営業しているので、寝台列車や夜行バスなどで早く着いてしまった時の朝ごはんにもピッタリですね。
お値段がリーズナブルでお財布に優しいのも嬉しいポイントです。
カオソーイ・サムージャイの場所
ร้านข้าวซอยเสมอใจ
1位:ホーイカー・リムピン(ピン川)
見事1位に輝いたのは、チェンマイを流れるピン川のほとりに佇む「ホーイカー・リム・ピン」。
屋外席が川に面している、庶民食堂とレストランの中間的なお店です。
以前チェンマイを訪れた際に宿泊したホテルのフロントで教えてもらい行ってみたところ・・「味よし・雰囲気良し・お値段良し」と三拍子揃っていて、とても気に入ってしまいまして、滞在中に何回も足を運んでしまったお店なのです!
その後もチェンマイを訪れるたびに通ったのですが、カオソーイのスープがもう絶品なんですよ!
クリーミーで濃厚なのはもちろん、ココナッツミルクの味が控えめなので、日本のお店でカレーラーメンとして出されても違和感ないほど馴染む味なのです。
また、一品料理もかなり洗練された味で、有名なサイウアやラープ、ゲーンハンレーなども非常に美味しい!
ラープは超・激辛なので要注意ですが、辛いのが好きな方でしたら是非とも食べていただきたい。
また、もう1つの名物麺料理「ナムニョオ(ナムギョオ)」も、濃厚な出汁が効いていて「旨い」の一言!それでいて、お値段は庶民的な価格で1品60B(約200円)前後〜。
屋外席がメインなのですが、日陰になっているので思ったより暑く感じませんでした。なので、せっかくチェンマイに来たのですから、ピン川に面した席でのんびりとお食事したいところ。
これが、私がチェンマイで一番再訪したいお店です。
ホーイカー・リムピンの場所
ก๋วยเตี๋ยวห้อยขา ริมปิง
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いかがでしたか?
今回は、前回に引き続き「私がタイに戻ったらぜひ再訪したいと思う飲食店」のチェンマイ編をお送りしました。
他にも数多くの名店があるチェンマイ。この地を訪れた際には、古の東西食文化が交差して作り上げられてきた、悠久の北タイの食に触れてみてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです。