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【エリア紹介】バンコク

東南アジアの中心地、そしてタイの首都でもある中枢都市バンコク。

タイは観光に力を入れており、世界中から多くの旅行者を受け入れています。その観光客のほとんどがバンコクを起点に各地へ向かうため、屈指の国際都市としても知られています。

また、日本からの直行便は現在のところ全てバンコクを発着としているので、バンコクの初心者さんからベテランさんまで、多くの方が旅の拠点として滞在しています。

バンコクの楽しみ方

寺院巡りと王宮見学

バンコク観光の王道とも言える、寺院巡りと王宮見学。

バックパッカーの聖地として一躍有名になった「カオサン通り」付近には、バンコク三大寺院や王宮、ちょっと足を伸ばせばアジア最大級のチャイナタウン・ヤワラート通りと、観光客が楽しめる見どころがぎっしりと詰まっています。

またSNSで一躍有名になった、神秘的な天井画のある寺院「ワット・パクナム」をはじめ、大小様々な寺院がいたるところにあるので、パワースポット巡りが好きな方は特に楽しめます。

食べ歩きとグルメ巡りで満たされる

バンコクは、高級レストランから庶民的な食堂、気軽に立ち寄れる屋台、デパートのフードコートなど、数えきれないほどの飲食店が乱立していて、右も左も前も後ろも上も下も・・全て飲食店!というエリアもあるほどです。

また、海外からの旅行者や移住者が多いため、料理のジャンルも豊富。

本場のタイ料理から始まり、日本料理、中華、韓国、マレー、インド、アラブ、ヨーロッパなど、ほぼ全世界の料理が集まる様は「食の都」と言っても過言ではありません。

また、南国フルーツをふんだんに使ったスイーツを出す店も数多くあり、女性客や家族連れの方を中心に連日賑わっています。

そしてタイ各地の郷土料理を味わえるのも、首都バンコクならではのこと。

タイ料理は北部・南部・東北部・中央部と、それぞれ4地方の異なる料理があり、その全てがバンコクに揃っています。

スパ・マッサージで癒される

女性だけでなく、男性にも人気のスパ・マッサージ。

ホテルに併設された高級スパに予約必須の一軒家スパ、コスパの良い中級マッサージ店、気軽に立ち寄れる庶民的なマッサージ店まで数多くあるため選び放題。

1時間あたり庶民店200B(約700円)、中級店400B(約1400円)〜と、日本では考えられないくらいの安い金額で施術を受けることができます。

日本で疲れた体をリフレッシュできるチャンスです!

ゴルフで汗を流す

バンコクから車で1時間くらいの近郊に、多くのゴルフ場があります。常夏のタイでは1年中がゴルフシーズンです。

おすすめの時間帯は比較的涼しい午前中。朝6時ごろにホテルを出発して、お昼には戻ってくるという方も多くいらっしゃいます。

タイゴルフの特徴は、プレイ料金が数千円〜と格安な点と、一人一人に専属のキャディーさんとカートが付くということ!

そしてルールも日本ほど厳密ではないので、皆さんポコポコ打って楽しんでます。

そんな私もタイでゴルフデビューしました!

タクシーでも片道1500円程度で行けますが、旅行者の方はホテル往復送迎付きの予約プランが安心便利です。

ディナークルーズ

バンコクで大人のひと時を楽しみたい方に人気なのが、チャオプラヤ川からの夜景を眺めながら、船上でお食事ができるディナークルーズ。

各社から毎日多数運行されており、それぞれ特徴が異なります。

静かにディナーを楽しむ船、賑やかにクラブミュージックが流れている船、小型で貸切ができる船、タイ舞踊のショーを観ながらディナーができる船など、ご自分の好みに合わせてチョイスすると良いでしょう。

主要な船は、複合施設「リバーシティー」から毎晩18時過ぎ頃に出航、約1時間半〜2時間かけて雄大なチャオプラヤ川を往復します。

気になるお値段は、お食事込みドリンク別1人1500B(約5000円)〜2000B前後。予約はホテルのフロントや旅行代理店で受け付けています。

ルーフトップバーで乾杯

ディナークルーズのあと、さらに大人のひと時を楽しみたい方は、高層ビルの屋上にあるルーフトップバーがオススメ!

視界には手すりがあるだけで、極上の開放感を味わえます。

映画「ハングオーバー」のロケで使われた「シロッコ・スカイバー」は世界一高い場所にあるバーとしても有名で、世界中からの観光客で連日賑わっています。

他にも、バンヤンツリーホテル「ヴァーティゴ ムーンバー」、マハナコンタワー展望台に併設の「マハナコン スカイウォーク」などがおすすめ。

サンダルNG・短パンNGなど、ドレスコードを設定しているバーもあるため、事前に要確認です。

夜遊び

言わずと知れたバンコクの楽しみ方のひとつが「夜遊び」です。

バンコクの夜遊びスポットは、日本人向けの歓楽街であるサラデーン駅付近、外国人観光客で賑わうアソーク駅〜ナナ駅にかけてのスポットが主に男性向け。

男女関係なく、みんなで一緒に楽しめるスポットは、バンコク屈指のクラブ街である「RCA(ロイヤル・シティー・アベニュー)」、トンロー〜エカマイ付近のクラブで、こちらは地元タイ人の富裕層や若者も集う健全なクラブになります。

バンコクの人気エリア

スクンビット

バンコクの主要部を東西に走る「スクンビット(Sukhumvit)通り」のうち、主にナナ・アソーク/スクンビット・プロンポン駅付近までをスクンビットエリアと呼ぶことが多いです。

スクンビット通りに沿って、高架電車BTSスクンビット線が走っているので交通至便な上、デパートやショッピングモール、有名外資系ホテルなども数多く林立しているため、外国人観光客に限らず、仕事で訪れる出張者の方も拠点として人気のエリアです。

また、アソーク〜プロンポン付近は比較的日本語が通じやすいエリアでもあるので、タイに初めて訪れる方や、海外に不慣れな方には特におすすめです。

この付近に観光スポットはありませんが、BTS電車を利用して各地に出やすい立地になります。

ナナ駅には、日本ではあまりお目にかかれない「アラブ人街」があり、エジプトやオマーンなど中東各国の料理を楽しめます。またナナ〜アソーク駅の中間付近にはコリアタウンの「スクンビットプラザ」があり、ビル全体に韓国料理店がひしめき合っています。

プロンポン駅は、駅直結のデパート「エンポリアム」「エムクオーティエ」があり、上層階にはお土産購入に最適なスーパーや、安心してリーズナブルにお食事が楽しめるフードコートが人気です。

アソーク駅近辺には「シェラトン・グランデ」「ザ・ウェスティン・グランデ」などの外資系高級ホテルをはじめ、中級ホテルも多数あるので、旅のスタイルや予算に合わせてホテル選びができます。

ヤワラート(チャイナタウン)

アジア最大級とも言われるチャイナタウン「ヤワラート」。バンコクの中でもっとも活気があり混沌とした街で、まさに「アジアの風」を体で感じることができます。

2019年に地下鉄MRTが延伸開業したため、アクセスがグッと便利になりました。

古くからタイに移住してきた華人たちが、長い年月をかけてタイ料理と融合させた「タイ式中華料理」を提供している店がひしめき合う「ヤワラート通り」は、毎日夕方過ぎになると賑わいはピークに。

19時頃からは、焼きそば「パッ・ミー」や、カニチャーハン「カーオ・パッ・プー」などを提供する屋台が続々出店、それぞれの秘伝の味を堪能できます。

人通りが多く、交通量も非常に激しいので、お子様連れの方は絶対に手を離さないように!

王宮・カオサン

巨大寝大仏として知られる「ワット・ポー」、別名エメラルド寺院として有名な「ワット・プラ・ケオ」、小説「暁の寺」にも描かれた「ワット・アルン」は三大寺院とも数えられ、どれも同じエリア内にあるので徒歩での観光にも適しています。

また、人気観光スポットとも言える「王宮」は、ワット・プラ・ケオに隣接しているため、寺院巡りと合わせて散策すると良いでしょう。

三大寺院や王宮から徒歩圏内には、バックパッカーの聖地とも言われる「カオサン通り」があり、露店や飲食店などがひしめきあう歩行者天国となっています。

チャイナタウンとも比較的近いため、午前中は三大寺院と王宮見学、カオサン通りでお昼ご飯とマッサージ休憩、夕方からチャイナタウンでディナーなどのコースで、同じ日に合わせて散策するのがおすすめです。

またリバーサイドエリアと隣接しているので、最後をディナークルーズで締めても良いかと思います。

リバーサイド

タイを代表する雄大な「チャオプラヤ川」付近は、バンコク在住の若者が集うおしゃれなスポットが続々誕生しています。

大人な時間を楽しめることで人気の、ディナークルーズ船は「リバーシティー」からの発着となります。

川沿いのショッピングモール「アイコンサイアム」は2018年にオープンした複合施設。タイ全国の郷土料理が一挙に楽しめるフードコートは、水上マーケットを模した作りになっており、近年で一番ホットなスポットです。

また、古い交易倉庫をリノベーションして作られたテーマパーク&ショッピングモール「アジアティーク・ザ・リバーフロント」は、ニューハーフショーで有名な「カリプソ」の劇場をはじめ、各種ショップや露店街が立ち並び、川に面したダイニング区画があるなど、子供から大人まで楽しめるスポットとして今でも根強い人気があります。

川沿いにそびえ立つ「ミレニアム・ヒルトン」「ロイヤルオーキッド・シェラトン」など、客室やレストランからリバーサイドの夜景を眺めることができる贅沢なホテルもあるため、予算が許すのであればこの付近に滞在するのもおすすめです。

ただし、駅までは送迎のシャトルボートまたはタクシー利用となるため、他のエリアと比較すると若干不便な立地でもあるので、検討が必要です。

シーロム・サートーン

昼はバンコクを代表するオフィス街、夜は日本人向けの歓楽街と二つの顔を持つシーロム。また、隣接するサートーン付近は高級外資系ホテルが連なり、熟練シェフが腕をふるう一軒家レストランが点在するラグジュアリーなエリアとなっています。

シーロム付近は、MRTシーロム駅とBTSサラデーン駅と2駅の利用が可能です。そのためMRTでチャイナタウン〜王宮方面、BTSでサイアム方面または、リバーサイドの玄関口サパーンタクシンや、幻想的な壁画が人気のワットパクナム寺院方面にも行きやすい立地です。

歓楽街は、日本人向けの飲食店やキャバクラなどが集結する「タニヤ通り」と、外国人向けのバーが集結する「パッポン通り」の2つから成り立っています。タニヤ通り付近は日本食レストランが多数出店しているので、タイ料理が口に合わなかった方でも安心。また、日本語が通じる店も多いので、海外にあまり慣れていない方の滞在拠点としてよく利用されています。

ただし歓楽街が徒歩圏内なので、女性や家族連れの方にはあまり適していません。

一方のサートーンは、BTSチョンノンシー駅・セントルイス駅・スラサック駅一帯、またMRTルンピニー駅から始まるサートーン通り沿いに広がるハイソなエリアです。

リバーサイドのシロッコと並ぶ絶景のルーフトップバーを持つホテル「バンヤンツリー・バンコク」や、有名な高級一軒家レストランの「ブルーエレファント」などがあり、優雅にバンコクを楽しみたい方や、女子旅での滞在におすすめです。

また、チョンノンシー駅前にオープンした「マハナコンタワー」は、床までガラス張りの絶叫(?)展望台が併設されており、地上78階から眺める景色を楽しめます。

デメリットとして、車での移動を前提としているエリアなので、建物と建物の距離が長く徒歩での移動がしにくい点、それなのにバンコクワースト3に入るほど渋滞がひどい点、そして電車の駅まで距離がある点を考慮する必要があります。

サイアム

バンコク最大級の繁華街とも言えるサイアムは、時として「バンコクの渋谷・原宿」と例えられ、流行に敏感な都会派の若者が毎日のように集う街です。

サイアム駅を降りた瞬間から左右に立ち並ぶ大型ショッピングモールやデパートに圧倒されることでしょう。隣接する「ナショナルスタジアム駅」には、観光客に人気のショッピングモール「MBK(マーブンクロン)」があり、タイで売られているお土産物はここで全て揃います。

観光スポットは特にありませんが、バンコクの「今」を感じ取るにはおすすめの街です。

2021-10-30